『物理的に孤立している俺の高校生活』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06VVWTNKY
特殊能力(みんなに知られてる)のせいで、人と半径1mの距離を取りつづけないといけない学生の友達作り奮闘記らしいのだが、心情の動きがなんか不自然でいたいたしくて、半分読んだあたりでリタイアしてしまったごめん。
...こんなところかな?
やーほんとラノベっていろいろだなー。1つの出版社から一時期に出てるだけでもこんなに色々なんだから、範囲を広く取ればもっとすごいんだろうな。
しかしUnlimitedでもなければ玉石混交のなかから玉を拾うために石をざらざらとつかみ続ける余裕がなくなってしまった、若さが足りない...
『友人キャラは大変ですか? 』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01NAKPLYT
よくあるシチュエーションのメタパロディ色がつよいやつ。さらっと読めるし設定は面白いんだけどいまいちヒロインのヒロインぽいところが魅力的でなくてちょっと趣味とちがった。
『クズと天使の二周目生活』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07BJYM4NB
もし人生があの頃からやり直せたら、というテーマで悪い感じはしない、内容も誠実だと思うのだがいかんせん掘り下げがうすいというか起伏が大したことないので盛り上がりにかけるのが物足りなかったなー。
『先生とそのお布団』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B077GRQGB8
主人公のラノベ作家が目が出ないなりになんとかラノベ作家を続ける話...この内容(ほんとにラノベ作家を続けるだけの話)でもラノベなのだなと幅広さを実感する。あと猫が出てくるからよし。
『六人の赤ずきんは今夜食べられる』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07CZW3QXC
童話モチーフの上質のサスペンス&ミステリ、息もつかせぬ展開と納得感のある解決編で、今回の1番の収穫
『デスペラード ブルース』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07LF2QCTR
主人公が工事現場の人足やってるノワールものっていうかハードボイルド、文章だけど主人公が死んだ目しているのがリアルに想像できていい、続きがきになる
『ジャナ研の憂鬱な事件簿 』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0719K8PV2
学園ミステリ。王道かつきちんとしてて安心して読めるNo.1
この三冊が、突然のラノベ漬けのなかでの収穫だった。ラノベと一口でいっても幅広いねぇ。
わたしは読んできた本でかなりの価値観を作られたように思うけど、どの本がどのように影響したかは自他ともにトレース不可能だと感じる。しかも価値観というのは「自己紹介に使うべき内容」なのかどうかも分からない、あと10冊は少なすぎる、などと考え始めると、結局残るのは「その人が”こう見られたい”と思ってその10冊を選んだ」事実だけなんだよなぁ...それももちろん結構な情報だとは思うけど...
おはようございますー。こどもを割腹して産んでました。傷がいたくてあんまり難しいのが読めなくて『短歌の作り方、教えてください』(一青窈、俵万智)、『はじめての短歌』『短歌という爆弾』(どちらも穂村弘)とか読んでました。Kindleの軽さは傷にもありがたい...。
『短歌の作り方、教えてください』の全編とと『短歌という爆弾』の一部にはどちらも、「短歌の知識はないけど作ってみたいミュージシャンが、実力歌人との往復書簡で短歌を学ぶ」という形式があるのだけども、
『短歌の作り方、教えてください』の一青窈さんの言葉への感覚と誠実さ、俵万智さんの「答えを出さずに一青さんの良さを伸ばそう」という先生っぷりがとても良くて、それが『短歌という爆弾』と並べると如実に表れるのが、添削後の改作だった。はじめの方など、スタートのミュージシャンが出してくるものは「短歌かなぁ」レベルだったんだけど、一青窈さんのは添削ごとに思い切った改作も辞さずにどんどん良くなり、読んでいて気持ちよかった。
読書好きのインスタンスにいるのでおもに本の話をする(はず)。原則に従わないことも多い。