『GEAR Another Day 五色の輪舞』菅浩江が文章で山田章博がイラストというビジュアルブックを読んだのだけども、うんまぁ、文も絵も十分にクオリティが高く、でもなんか「クオリティが高いだけ」みたいな感じだったな...

わたしは読んできた本でかなりの価値観を作られたように思うけど、どの本がどのように影響したかは自他ともにトレース不可能だと感じる。しかも価値観というのは「自己紹介に使うべき内容」なのかどうかも分からない、あと10冊は少なすぎる、などと考え始めると、結局残るのは「その人が”こう見られたい”と思ってその10冊を選んだ」事実だけなんだよなぁ...それももちろん結構な情報だとは思うけど...

好きな本とははどれくらい「その人」なんだろう、と「名刺がわりの小説10選」タグを目にして考えてしまう。寿司はタコが好き、というよりマキャベリの『君主論』が好き、という方がその人となりへの情報量は多い気がするけれど、誤解の余地も大きそう。名刺なんて会話のきっかけ程度だからいいなかな?

おはようございますー。こどもを割腹して産んでました。傷がいたくてあんまり難しいのが読めなくて『短歌の作り方、教えてください』(一青窈、俵万智)、『はじめての短歌』『短歌という爆弾』(どちらも穂村弘)とか読んでました。Kindleの軽さは傷にもありがたい...。

『短歌の作り方、教えてください』の全編とと『短歌という爆弾』の一部にはどちらも、「短歌の知識はないけど作ってみたいミュージシャンが、実力歌人との往復書簡で短歌を学ぶ」という形式があるのだけども、
『短歌の作り方、教えてください』の一青窈さんの言葉への感覚と誠実さ、俵万智さんの「答えを出さずに一青さんの良さを伸ばそう」という先生っぷりがとても良くて、それが『短歌という爆弾』と並べると如実に表れるのが、添削後の改作だった。はじめの方など、スタートのミュージシャンが出してくるものは「短歌かなぁ」レベルだったんだけど、一青窈さんのは添削ごとに思い切った改作も辞さずにどんどん良くなり、読んでいて気持ちよかった。

あっあと『世紀末と楽園幻想』だよね...ザルツブルクに行く時の予習も池内さんのご本で。お世話になりました。

えっ池内紀さんが。『ウィーンの世紀末』など読ませていただいたなぁ...

わたしの好きな小説家の藤野可織さんの初エッセイ集『私は幽霊を見ない』。全然幽霊を見ない藤野さんが体験談を集めながらの語り口はユーモアの効いた文章が素敵でとても楽しいのだけど、ふっと幽霊なんか通さずに「死」と対面している時があって、当たり前の感想だけど幽霊なんかより藤野さんが怖い。
そしてその「怖い」には「好き」が含まれている。「怖い」が包括する感情の広さについてもこの本はふれている。

須賀敦子が、すき!!!(結論)

須賀敦子の『主よ 一羽の鳩のために』を開くと、没後20年に新しく発見された詩であり、初めて目にする詩のはずなのに、すっと水のように馴染んで読んでいる。それは須賀さんが詩に対して、詩を通じてまったく素直に世界に開かれているからなのだろう。わたしがなんども読んだ須賀敦子が、なんのかまえもなくいっそ無防備にここにいる。それは無色透明な水を手渡されたような感覚で、新しい刺激もなく、ただ清らかに喉の乾きが潤うのだ。

ブレイディみかこさんの『花の命はノ ー ・フュ ーチャ ー 』 を読んだ。『ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー』で惚れ込んでの著作追っかけ、たのしいー。もっと若書きっぽいけどその分ガチャガチャしてて元気!

「お互いのことどう呼べばいいかわかんないよねー」「そうですねー」って会話をしている時に第三者から「xxxで良いのでは?」って言われても「誰だおめぇ」ってなるしかないんだぜBabe.

わたしはこれのおかげで最寄りの一、二駅の「ゆっくり話ができるそこそこ落ち着いた喫茶店」に妙に詳しくなった。やっぱりルノワールは固いよなぁ。あと、オフィス最寄りとして神保町はよりどりみどりの打ち合わせに使える喫茶店があったんだけど、さて、新宿はどうなんだろ...

「打ち合わせの場所、どこでも良いのでご指定いただければ!」って割と負担だよな。「デート、君が行きたいところに行こう、どこに行きたい?」って言われるひとの気持ちがよくわかるな。こっちはいわれたことはないな。

病院の待ち時間に読むという謎の縛りをつけてた『ワンス・アポン・アン・アルゴリズム』、ようやく読み終わったー! ヘンゼルとグレーテル、インディージョーンズやバックトゥーザフィーチャー、ハリーポッターの物語を例に計算機科学の概念を学ぶ入門? ほとんど教科書。バックトゥーザフィーチャーを再帰の例に出されたときは「なるほどねーーー!」ってなりました。著者のWebページに Haskell での練習問題コードがあるらしいんでのぞいてみよう。

そういやまた :twitter: の話題で恐縮なんだけど、いつも感覚値として「知らん人から突然タメ語で話しかけられるのはだいたい100RT前後から」という気持ちでいたのに、物件ファンからRTされたら1RTも増えずに2件もファースト・コンタクト・タメ語が来たのでこれが生息範囲の違いってやつーってなった。

えっピーナッツじつはちゃんと履修したことないんだけどこれは...いまがチャンス...?

わー!これ和訳でるのか!!
原書途中まで持ってるけど、和訳買うしか。

スヌーピーの全活躍を収録した初めての全集『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』刊行開始。翻訳はすべて谷川俊太郎さん!|Web河出
web.kawade.co.jp/bungei/2752/

見れば見るほど雑にかわいい。バティック生地を使ってるんだよー。

地球外で進化したクマムシが故郷を求めて地球に帰還するのはいつの日かなぁ....

完全に浮かれた柄の日傘を手に入れてうれしい。日傘って「蒸れない全身帽子」だから、手がふさがる以外は完全に帽子の上位互換なんだけどなー。手がふさがるのがなー。

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