フェミニズム的な本、読者はふつう女性が想定されていると思うのだけれど、女性が読むにはつらい本が多いのでは…という感想を持っています

そんなわけでセクシャルハラスメントの本を読んでるわけですが、男女雇用機会均等法以前は男と女の定年が違うのが当たり前で、それに関する訴訟がいくつもあったのを知りました。これぞまさしく「昭和」

それと『いつか猫になる日まで』を読み返して、最近はリーダーぽいロールを担うことが多いけど、本当に自分がやりたいのは「切り札」というロールなのだというのを思い出したりした

自分がフェミニズム的な思考や運動に対して違和感や反発があまりないことについて、やはり新井素子の影響は大きいんだろうな…と『扉を開けて』を読み返して思う。
主人公も女性、ライバルでもありヒロインでもある相手も女性という冒険譚を当然のものとして読んでいた原体験は人生を左右する。

そういう意味でも新井素子っぽい人ではあるので、共感するところも大きいです(東浩紀の書いたものでもっとも好きなものの一つは新井素子『ひとめあなたに…』の創元SF文庫版解説です)

思想を生きることができるのは、実力だけではなく運もあるんだけど、そういう人生を過ごせることは僥倖なので

もちろん第3項は(少なくとも執筆時点では)絵に描いた餅でしかないので、正直評価できるかどうか怪しいんだけど、東浩紀の場合はその後の自身の人生で、大学(=アカデミズム)にも大手出版社(=ジャーナリズム)にもコミットメントした上で、自身の会社を作ってそこで活動するという第3項を本当に作っているところが、きちんと言行一致しているところが特異なのだなあと思っています

「棲み分ける批評」はアカデミズムとジャーナリズムを対立させた上で、両方を否定して両者と違う第3項を模索する、というロジックだったんだけど、今回の「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」も露骨に同様のロジックになっているだった

ゲンロン10冒頭読みましたが、東浩紀は「棲み分ける批評」から(良い意味で)変わってない、という感想です

あんまり関係ないですが jinken.ne.jp/gender/haruno/ind は大変興味深かったです。セクシャルハラスメントについて調べると必ず出てくる福岡セクシャル・ハラスメント訴訟の原告のひとのインタビュー。

セクシャルハラスメントについて、真面目に勉強することにしました。いろいろ本を物色中。

素子さんの家の話、(素子さんにしては)当たり前すぎて「まあそうですよね」くらいに思っていたけど結構反応があるようで世間とのギャップを知りました

『これは経費で落ちません』、ドラマを見ることは多分なさそうな気がするけど、コバルトで一時期流行ってた青木祐子がついにTVにまで進出した!というのは大変めでたいと思うのでした

まあでも2019年に竹岡葉月を勧めるなら「おいしいベランダ。」シリーズでしょうか。久しぶりに「これは当たりそう」という雰囲気だったけど本当に当たってよかったです。

オレンジ文庫に竹岡葉月が入ったのは、「竹岡葉月が!集英社に!帰ってきた!!」というので長年の竹岡葉月読者には感慨深いものがあったのでした(前作の『放課後、君はさくらのなかで』のときの話)。

図書館の閉架に『グーテンベルクの銀河系』があったので貸し出しをお願いしてみたら、竹内書店版でびっくりした

昔Threepressを立ち上げて、その後Safari BooksのCTOをやってたLiza Dalyが、今はアメリカ民主党全国委員会のエンジニアリングディレクターをやってるらしくてびっくりした

そういえば先日買った『ミニコミ2.0』はバリューブックスさんがamazonに出品してたやつだった

とはいえ、処分したい本が段ボール数箱たまってくると、さすがに古本屋に売る方を選びたくなりますよね…(梱包途中で床に積んだままになってる本を横目に)

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