『砂の惑星』(新訳版)上中下三巻読了。面白かった。
映画などより主人公が「強い」感じがした。

『カムパネルラ』(山田正紀)読了。
そのあと、青空文庫見に行ったら『銀河鉄道の夜』が数種類あるのを見つけた。これらがそうなの?

『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか』読了。

私たちとはもちろん、ホモ・サピエンスのこと。その「社会性」の為せるわざだったかもしれない。

このあと読むべきは『サピエンス全史」なのだそうだが、図書館に問い合わせたら44人待ちだった。

『歩道橋の魔術師』読了。『自転車泥棒』の壮大なストーリーに比べて、ノスタルジックな親しみを感じさせる作品。どちらが好きかと訊かれたら、『歩道橋の魔術師』と答える。

『眩(くらら)』(朝井まかて)読了。

北斎の娘お栄の画業を丁寧に描く。お栄は父の亡き後も絵を書き続け、北斎同様、絵の世界の中に遊行先を見つけようと努力する。

名作だ。

『ニッポンの書評』(豊崎由美さん)読了。書評の良し悪しを論じていて痛快。
植草甚一を推しており、もう一度膝をたたく。

「真実真正日記」(町田康)読了。超絶的面白さ。
もともと日記文学の微妙なフィクション性が好きだった。たとえば内田百閒の日記類。

ところが、これは思い切ったフィクションでありながら(多分そうだと思っているが)、著者の生き様がかえってひしひしと伝わってくるところが好き。

「自転車泥棒」(呉明益 天野健太郎訳)やっと読了。八日間かけた。ゆっくり読むべき小説と思った。台湾の作家は初めてだったが、思ったより入り込めた。前作の「歩道橋の魔術師」も良さそうなのでこれから読む。

「小松左京さんと日本沈没 秘書物語」も読了。豪快にして繊細な小松左京の人となりがうまく描写されています。

「ホワイトハウスのピアニスト ヴァン・クライバーンと冷戦」読了。クライバーンの伝記が訳されたのは初めてだし、原著もクライバーン死後初めての本格的評伝らしい。
面白かった。
コンサートに出なくなってからの意外に幸せな行状は、初めて知った。

今年の三大ニュース

(1)至近距離に市立図書館の分室が開業した。読書生活に革命的変化が訪れた。
(2)ポール・オースターの著作を(柴田元幸訳で)ほぼ完全読了。図書館のおかげもある。
(3)All REVIEWSのサポートスタッフにしてもらえた。現在も鋭意書評記事の構成中。構成→校正とか。

読書天国からの報告

市立図書館の分館が近所にあるので、本が手軽に借りられる。蔵書検索は自宅のインターネットで出来る。これって、36万冊の本を収めた図書館を司書付きで手に入れたということで、天国のようだ。

少し足を伸ばせば国会図書館があり、こちらは蔵書2500万冊。借り出しに手間はかかるが、蔵書検索と一部デジタル化されたものの閲覧は、インターネットでOK。

Internet Archiveも利用すれば、過去のどんな王者も出来なかった贅沢が誰にでもできる。この意味では良い世の中と言える。
\(^o^)/

「インヴィジブル」(ポール・オースター 柴田元幸訳)読了。オースター・柴田節快調。
次の作品の翻訳も早く読みたい🙇

「アラン島」(シング 栩木伸明訳)読了。

アラン島の荒波に揉まれる気分が味わえる。現地の人との温かい交流を描く原作はもちろん、翻訳もすばらしい。

おすすめ。

「薔薇の名前」読了。

下巻の289ページ。

「一場の夢は一巻の書物なのだ、そして書物の多くは夢にほかならない」

が心に残りました。

「ケルトの想像力」読了。
ケルトについてはまったく門外漢だったので、かなり目からウロコが落ちた。興味が湧いてきたので、同じ著者の「ケルト美術への招待」も読み始めた。Youtubeのケルト関連ビデオも観始めた。

「グレン・グールドの生涯」(オットー・フリードリック 宮澤淳一訳)を読み終えた。
大著。途中グールドがテレビ界に浮気していた頃の章は読み飛ばしたが、後半になってまた面白く読ませた。資料もきちんと調べたオススメの好著。

グールドは50歳で脳卒中でなくなってしまった。医者嫌い。持病の痛みは素人療法の薬物で抑えていた。気難しい孤高の菜食主義者。どこか、スティーブ・ジョブスに似通ったところがある。

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