輝くもの天より墜ち ティプトリーJr.
天使も踏むをおそれるところ E.M.フォースター
愛は血を流して横たわる Eクリスピン
春にして君を離れ クリスティ
砂漠の車輪、ぶらんこの月 Jキャロル
まるで天使のような Mミラー
『餅と罰』を読まない
夜毎に餅の橋の下で
どこに転がっていくの、お餅ちゃん
モチモチの餅
嵐山にもお店があるそうで。
みっふぃーきっちん
https://miffykitchenbakery.jp/
彼はこれはわたしじゃありませんと言いながらわたしに語らせる、こいつは意味深長だ、彼はわたしに言わせる、これはわたしじゃありませんと、わたしは何も言っていないのに。これは本当にひどい話だ。せめてわたしに三人称を、他の架空の人物たちと同じように三人称を授与してくれるとよいのだが、それがだめなのだ、彼はわたしだけを欲しがるのだ、彼のわたしのために、彼がわたしを手に入れると、つまり彼がわたしになると、彼はわたしを追い払おうとして焦った、わたしは存在していなかったのだ。
サミュエル・ベケット短編小説集より 反故草紙4
彼は自分が言葉を失っていくのはわたしのせいだと思いたいのだ、もちろん彼は言葉を失っている。彼は五分ごとに彼の物語を語る、これはわたしの物語ではありませんと言いながら、なんて利口なやつだ。彼は物語ができあがらないのをわたしのせいにしたいのだ、もちろん彼の物語はできあがらない、だからと言ってわたしにそれを押しつけることはなかろう。
サミュエル・ベケット短編小説集より 反故草紙4
彼が生きた世界では、詩人のことばは時に応じて豪華な贈答品となり、剣呑な武器にもなり得た。詩や歌は使い道が広いーーそれゆえ取り扱いに注意を要するーー実用品だったのだ。
『赤毛のハンラハンと葦間の風』イエーツ