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ハンラハンはケルトの薄明の奥深くへと踏み込んでいった。天地が分かちがたく溶け合う薄明の中で、天と地はお互いの美しさを自分自身の影として受け入れていた。
『赤毛のハンラハンと葦間の風』(WBイェイツ 栩木 伸明【編訳】平凡社)

輝くもの天より墜ち ティプトリーJr.
天使も踏むをおそれるところ E.M.フォースター
愛は血を流して横たわる  Eクリスピン
春にして君を離れ クリスティ
砂漠の車輪、ぶらんこの月 Jキャロル
まるで天使のような Mミラー

『聖エミディウスを伴う受胎告知』クリヴェッリ
わたし史上最も美しいガブリエル。

(このケルトの渦巻きって、あかんものを見たとか読んでしまったとか、そういう時にアップしてる気が...)

この文様は逃走している。僕の言葉も逃走している。なぜこんなにもアイリッシュは、形象に言葉に過剰な負の増殖を夢見るのか。このケルトスパイラルは何に由来するのだろう。(略)なぜピリオドを打つ勇気を持ち得ないのだろう。なぜ完結するのを恐れるのだろう。なぜ否を永遠に...

『聖パトリック祭の夜』鶴岡真弓

先ほど。「ダンテの神曲って作者誰だっけ、ミルトン?」と素で思いました(きっと作中にダンテが出ているので間違うんだ)(そ、そんな理由で間違っているのか、そうなのか)

このままじゃいけないね。二箇所で生きることなんてできないんだから、現実の側と夢の側とになんて、そんなだから幻覚に悩まされるのさ、あんたは両手を広げて風景を横切る夢遊病者みたいなもので、あんたがふれるものは、みんなあんたに組み込まれちまう、八〇キロもある太った年寄りのあたしでさえ、あんたの手にさわっているとなんだか空気に融けちまうみたいな感じがして、まるであんたの夢の一部になったような気がするもの。

『レクイエム』 タブッキ

そもそも文学の役割とはそこにあるのだとは思わないかい?ひとの不安をかきたてることだとは? わたしに言わせれば、ひとの意識を慰撫するような文学などは信用できない。それは僕も同感です。ですが、ぼくは自分のことでもうたっぷりと不安にかられている。あなたの不安がぼくの不安にくわわると、もうこれは苦悩にほかなりません。堕落した平和よりは苦悩の方がましだね。

『レクイエム』タブッキ

嵐山にもお店があるそうで。
みっふぃーきっちん
miffykitchenbakery.jp/

検索してみました。
ちょっと(かなり)シアワセに…ふ、ふふふ

せら boosted

「湯布院 みっふぃー」で検索して悶絶。

彼はこれはわたしじゃありませんと言いながらわたしに語らせる、こいつは意味深長だ、彼はわたしに言わせる、これはわたしじゃありませんと、わたしは何も言っていないのに。これは本当にひどい話だ。せめてわたしに三人称を、他の架空の人物たちと同じように三人称を授与してくれるとよいのだが、それがだめなのだ、彼はわたしだけを欲しがるのだ、彼のわたしのために、彼がわたしを手に入れると、つまり彼がわたしになると、彼はわたしを追い払おうとして焦った、わたしは存在していなかったのだ。

サミュエル・ベケット短編小説集より 反故草紙4

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彼は自分が言葉を失っていくのはわたしのせいだと思いたいのだ、もちろん彼は言葉を失っている。彼は五分ごとに彼の物語を語る、これはわたしの物語ではありませんと言いながら、なんて利口なやつだ。彼は物語ができあがらないのをわたしのせいにしたいのだ、もちろん彼の物語はできあがらない、だからと言ってわたしにそれを押しつけることはなかろう。

サミュエル・ベケット短編小説集より 反故草紙4

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ジョイスと2ショットの写真があったような気がするんですが、あれは蜃気楼かな...

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ベケットは本当にわからないので、安心して読める。

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