松岡正剛さんの訃報を知ってから、前にサインいただいたことあったなあ、と掘り出した。『千夜千冊』は分売不可で全7巻で10万円近くだったので私にはとても買えるわけがなく、そのサブテキスト的な本だけ買った。『千夜千冊虎の巻』ってやつ。
松岡正剛さんの『千夜千冊虎の巻』には、読書は、読者と本の交流だ、いろんなコンディションのときに読むのを味わう、高校生のときに読む漱石と三十代で読む漱石は違う、本は再読が大事って話が出てきて、いいなって思った。
実家には松岡正剛さんの本いろいろあるけど、今手元にあるのは、この虎の巻と、講談社現代新書の『知の編集術』と『情報の歴史を読む 世界情報文化史講義』くらいかな。『情報の歴史』も買えなくて、『~を読む』だけ買った。そんなことばっかりしている私…。